近年、投資本や、マネー以外の雑誌でも投資企画がブームになっています。しかし、実際どのくらいの割合の人が今投資を行っているのでしょうか。
投資をする人は2020年以降急増!ついに過半数を越える
ダイヤモンド・ザイ2024年1月号の記事で、会社員と公務員の1万人にアンケートした調査結果より引用します。
調査結果として、
・投資をしている人の割合は、これまで30%台だったのが、過半数を超えて54%まで増加。
・40代以上を中心に、日本株がまだまだ多数派のものの、「海外株の投信」が直近で人気。つみたて投資の人気が進んでいるのがうかがえます。
・年間360万円まで投資できる「新NISA」では、一般NISAの利用者で満額まで投資している方は、半数近くが360万円満額投資を行う予定。
※360万円満額投資できる人がうらやましい・・・と思いながら、意外と日本の方って資産がある方が多くてびっくりしましたね。今までは、生活に余裕がない人が多数なのかと思っていました
投資をはじめたきっかけにも注目してみましょう
・インフレが進むことを投資のきっかけに挙げる方が一番多いです。周りの知人や友人が始めたことを理由にする方も多い。
・しかし、周りの知人や友人が始めたことを理由にする方も多く、段々と投資は個人個人がこっそりやるものではなく、知り合いの間でも共有する話になってきていることがわかります。将来への不安や必要性からか、会社の方や、先輩、同級生など、周りの人に相談することが当たり前になってくる日も遠くなさそうです。
ライバル雑誌の「日経マネー」では、さらに具体的に「つみたて投資」への取り組み方を説明しています
もっと長い目で、「老後資金1億円」を目指す内容となっています。
元は取れないかもしれないけど、減額されてもなくなることはない公的年金を軸に、シミュレーションをしていく内容です。
大学生が普通にファイナンシャル・プランニンナー(FP)の資格を取るなど若年層にお金の学びが浸透
大学生が就職に向けてファイナンシャル・プランニングを授業とは別に受講し、お金の事を学んで卒業してきており、FP3級は普通自動車免許の次くらいには定番の資格になっています。
「投資」の話題が雑誌の表紙を飾るのも珍しくなくなってきた
投資の話題が、女性向けのファッション雑誌でも取り上げられるほどになっています。当たり前ですが、男性向けで目に入る雑誌では投資の話題はたくさん見かけます。
今まで投資が人気ではないのは当たり前。でも今後は日本でも投資が当たり前になっていきそうです
これからは「失われた○○年」ではなく、供給に制約もかかり、世界の賃上げの流れに追随していく形で日本も長い長いデフレマインドからの脱却を成し遂げていくでしょう。インフレの時代の到来です。インフレになっている理由は下記ブログ記事も参考にしてください。
インフレ時代は投資をやることに大きなメリットがあります。デフレ時代が続いていた今まで投資をしていなかったことはむしろ当然ですが、今後は投資をすることが当たり前になってくるでしょう。
先の見えない時代、情報がたくさんあって混乱しますが、焦らずコツコツつみたてていきましょう。最低限のことを覚えておいて、溢れる情報に振り回されないようにしてください。