新入社員が新NISAをはじめる時に知っておきたい話

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投資で社会も良くなるよ!って話

投資は、社会を良くします!

今回の記事では、投資による3つのメリットの話を解説していきます。


メリット①自分と社会のお金が増える!

投資で、自分自身の資産形成ができるというのも、見逃されがちですが立派な社会貢献です。
お金を増やす、稼ぐことなのでどうしても汚く思われがちなのですが、お金が増えないことには何も守れません。

絶体絶命でんじゃらすじーさんの大長編より。

そして、投資してもらったお金は、企業の株主資本として、社会に還元されます。
あなたのつみたて投資が、まわりまわって、技術革新に役立ちます。



メリット②企業の不正抑止になる

ビッグモーターのお店のイメージ

昨年では、ビッグモーターの不祥事が話題になりましたよね。わざと傷をつけて修理費を水増ししたり、除草剤を街路樹に撒くといったインパクトの強い不祥事の内容だけでなく、元社長の「経営陣は知らなかった」(ゴルフボールで車を傷つけたことに対して)「本当に許せません。ゴルフを愛する人への冒涜です」というおもしろ発言が飛び出したり、のちに行われた金融庁の調査で「取締役会が開かれていなかった」「会計監査や決算公告を実施していなかった」といった杜撰すぎる企業の体制も問題視されることになりました。

一方で、ビッグモーターは上場企業ではありません。そのため、経営について外部の目が働かず、このような不正の温床になってしまいました。2023年はこれに限らず、一部の人物に権力が集中したことによる不祥事が多数発生しました。

もし上場企業なら・・・

上場企業では、上場前に年単位で時間をかけて「承認者と申請者は別にする」「属人性の排除」「業務フローの作成」「責任範囲の明確化」「社長へのヒアリング」など複数のプロの目が介入し、さまざまな不正が起こる余地をふさぎ、上場後も厳しい監査人による監査があります。不正は絶対に許さない姿勢が上場企業にはあります。ビッグモーターが上場企業なら、前述のような不祥事は起きていなかったでしょう。
新しく企業を上場させるにあたっての苦労は、下記の本が詳しいです。
www.amazon.co.jp

ちなみに

ビッグモーターに、株式上場の計画があったことが分かった。関係者によると、同社は2015~16年ごろまで準備を進めていた。しかし、上場に必要な基準や要件を満たすため、証券会社や社外出身の監査役などからの注文が相次いだ。これに嫌気が差した創業者で前社長の兼重宏行氏が、中止を決めた

ビッグモーターに幻の上場計画 創業者の一声で中止に|中古車流通|紙面記事より引用

まあ、当然ですね(苦笑)

メリット③企業も強くなる

今の日本企業はバブル期よりも利益率が高まって、筋肉質になっています。
利益率を高めながらも、長時間労働の是正や生産性の向上、ハラスメントの防止など、働きやすい社会を実現させつつ、今では地に足がついていますよね。

https://www.dlri.co.jp/report/macro/275330.htmlより引用。企業の経常利益率のグラフ

直近では、初任給の引き上げが、一律のベースアップといった、賃上げにつながりつつあります。ずっと苦しんできたトンネルを抜けつつあります。
このあたりの、今まで腰が重かった日本の上場企業が生まれ変わりつつあるという話は、また別記事を書こうと思いますね。


おわりに

投資って汚いもの・・・のイメージはいまだ根強いのですが、本ブログを通して、投資への正しい向き合い方、お金への考え方を考えてくださると幸いです。
近年、お金について学ぶといった体裁で、高額の月額サロン料金や、セミナー料金をぼったくるようなイベントが散見されます。(登録者が多いYoutuberだったり、出版をしていたり、これだけ実績がある方なら大丈夫だろうと思ってしまいがちです。)

くれぐれも、そのようなものにはまって、正しいお金の増やし方を失わないようにしてくださいませ。