一般雑誌でも投資ネタを大きく取り上げていますが、その中でも、「世界一やさしいお金の増やし方」と題した記事が凄くよかったので、みなさんにも紹介します。
『エッセ1月号』雑誌のレビューをしていきます。
宇治原さん「投資ってカッコいい、そんな理由で始めてもいいんじゃないかな」
父親の勧めで、10年ほど前に証券口座を開いた宇治原さん。ここ3年で、自分で投資信託の銘柄選びをするようになったといいます。芸人でお金を貯めるのは職業柄どうなんだという葛藤もあったのですが、家庭を持つようになり、そのことを考えるようになったといいます。
「投資は怖い、という人もいますが、今の時代預貯金だけでお金を持つのも怖い」
「投資にもお金を回して分散させたほうが安心なんじゃないかと思い」
「それに、投資ってなんかカッコいいじゃないですか、それが投資を始めた理由の一つだったりします(笑)」
「投資でお金を『増やす』のはいいけれど、『もうかる』のはプロがすることだと思うんです」
「よくわからないものには手を出さない」
宇治原さんの話って、端的でわかりやすいですよね。ニュース番組のコメンテーターに凄く向いてると思うんですが、受けないんだろうなあと思います。
『エッセ1月号』の内容は煽りなどがない記事構成、好感が持てる内容でした
証券口座の開き方をわかり易く解説。
平均点を守る 年齢を意識した運用について丁寧な解説
口座開設の方法、投資信託の購入方法もレクチャーがあり、「平均点を狙う運用」って言葉使いから、初心者さんにも納得できる新NISAの投資デビューかな、って思います。当サイトだけでもわかりやすいように目指しているつもりですが、不安になったらこのようなしっかりした雑誌を読むことで、不安を払拭していただければ、と思います。
おすすめ株主優待銘柄の掲載も
個別株投資になってしまうので、上級者向けです。
この雑誌の凄くいい点は、紹介として取り上げている銘柄がわずか9個に絞られているということです。こういう雑誌って、雑に利回りだけを重視してクオカードやカタログギフトがもらえる優待を紹介しているケースが目立つのですが、本当に初心者向けに、長期で業績が安定している企業を紹介してくれていました。
また、どれも自社製品などの優待で、業績悪化も優待廃止のリスクも低そうだなって判断できるものばかりでした。それに、老後の備えとして紹介しているので、利益を得るというよりは生活の支え的な感じです。
さらに「支出カレンダー」がズボラな人にすごくおすすめ。「お金が必要な時期」を再確認した上で、余裕資金を投資に回せる
自動車税の時期とか、そういう「逆算してお金が必要な時期」を把握できる。社会人なりたてのお姉さま方におすすめです。おまけでトラベルポーチが付録でついてきたり、大掃除のメソッドが掲載されていたりしますが、雑誌でここまで真面目なのはなかなか見なかったので、今回紹介させていただきました。おすすめです!
2月や3月号は投資がメインではないですが、こちらも読んでみたくなりますね。