新入社員が新NISAをはじめる時に知っておきたい話

新入社員が新NISAをはじめる時に知っておくと役に立つ情報を発信していきます

資産運用は「節約」と「つみたて投資」の両輪で取り組もう! つみたて投資の資金を捻出するための節約のアイデアを共有します。意外な控除もあるので是非活用してください

投資資金の捻出は、節約をして生みだすのがまず第一歩です、というのは、『コミックでわかる 20代から1500万円!積み立て投資でお金をふやす』のレビューの記事でも記載しました。

hajimetenonisa.hatenablog.com

今の世相を踏まえて、この記事では生活費の低減、医療費の控除など、節約について、具体的な方法を記載しますので、皆さんの生活の一助になれば。他のサイトにはあまりない情報も紹介するのでぜひ最後まで読んでみてください。


まずは基本。スマホのプラン見直しをおこないましょう

必要な通信料のプランにする。無理に格安SIMにしなくても、大手3社(ドコモ・au・ソフトバンク)にしない。UQモバイルやY!mobileにする。それだけで月数千円の節約になります。下記動画は初心者さん向きなので参考にしてください。

youtu.be


スマホは無理に高いものを選ばず、一括で○○円のものを購入し、使い終わったら速やかに初期化して中古品取扱店に売るのが大事です。おすすめはゲオです。 ゲオの査定は比較的緩く、多少の液晶漏れなどあっても買い取ってくれます。液晶が割れていても電気街などのお店が買い取ってくれるケースがあるので試してみてください

buymobile.geo-online.co.jp

少し慣れている人向けになりますが、スマホを安く買う方法やプランの比較は、個人サイトの下記サイトが正確で信頼できます。間違えてもアクセス稼ぎのクソサイトに手を出さないようにしてください。

kakuyasu-sim.jp

次にサブスク契約の見直しも効果的です

前述に関連してサブスク契約の見直しを行います。特に、スマホのプラン内に不必要なネットフリックスなど、使っていないサブスクがくっついていませんか?見直していきましょう。他にも契約しっぱなしになっているものは、ないでしょうか?

下記はauの例。どう考えてもこんなに要らないですよね。確かに全部使うなら安くはなるのですが、家族で使えないものも多いですし、ネトフリ、TELASA、アマゾンプライムは映像系のサブスクリプションとしてかなり重複してしまいます。家族で共用できないものなど、個人利用に限られるのも多いので不要なものは外していきましょう。

auのサブスクのいらないよ~ってのの例

筆者は、お母さんと共同で、Youtubeプレミアムと、アマゾンプライムのみ契約しています。

年末調整で受けられる控除を知って、少しでも還付金をゲットするのも大事です

年末調整や確定申告について、面倒だからと毎年名前等だけ書いて会社に提出していませんか?出す前にネットでもなんでもいいから、調べてみましょう。意外と控除が受けられることの多さにびっくりする人も多いはずです。

見落としが多そうな控除について

確定申告が必要になってしまうのですが、10万円(所得が200万円以下の方は、総所得の5%を超えればOK)を超える分の医療費については、「医療費控除」があり、所得税の控除の対象になります。家族で対象になる方は多いはず。筆者の母親もそれを活用しています。2024年の確定申告を筆者は最近したのですが、e-taxで確定申告時、自動的に入力されます(医療機関に出すのは保険証でも可)。

詳細は下記画像の通りです。
医療費控除の説明 日経マネー3月号より

セルフメディケーション税制とどちらかを選ぶことになりますが、大抵の場合、入院などをした場合は医療費控除を選ぶことが多いと思いますが、市販薬を多く購入した場合、レシートも残しておくと、セルフメディケーション税制を利用するという選択肢が広がりますよ。

他にも「障がい者控除」(扶養も対象、精神障がい者も可、27万円控除)などがあります。また、扶養者の年金を代わりに支払った場合も、控除の対象となります。

今年は石川県での地震が年始早々ありましたが、年収1000万円を超えない方で、特に地震などで家に被害があった場合、所得税が最大で全額免除となる制度もあります。

www.finfin.jp

最後に、子供の教育費用については支援が受けられる仕組みを知って備えておきましょう

投資をしない理由に「将来の子育てを考えて貯蓄しておかないといけないから投資をする余裕はない」と答える人が多いそうです。この点についてもしっかりと国の支援を理解して、必要になる金額を押さえられるよう計算しておきましょう。

高校卒業後、ほぼすべての大学・専門学校(無認可校はNG)について、年収の制限は厳しいものの、『高等学校の修学支援新制度』と呼ばれる、学費の免除制度+返済不要の奨学金が2020年から拡充されています。

www.jasso.go.jp

受けられる条件は下記のすべての条件を満たした場合。成績等による条件はないです。


①(例)4人家族の場合、380万円以下の年収であること。

②不動産を除く家の金融資産が、2000万円以下であること。 (ほぼほぼ、①の年収に引っかかるなら考慮する必要はないと思います)


大学の学費支援

こちらでシミュレーションもできるようになっています。 www.jasso.go.jp

3分の1免除、3分の2免除、全額免除と3区分があり、さらに給付型の奨学金も支給されます。高校時代に予約しておくことも可能です。大学によっては、これの申請が通るまで学納金を待ってくれるところもあります。

このようなしくみを理解しておけば、子供の教育にかかる費用を抑えることができます。子供のための積み立てをしっかり行いながら、さらに投資のための資金をつくる。どちらもできるように、しっかりと仕組みを理解しておきましょう

うまく活用すれば、学生時代から投資のための資金を貯めることも可能です

実家暮らしなら少しアルバイトを頑張れば、十分学生らしい生活もでき、就職活動も行えるでしょうし、全額免除なら特に借金を残したまま卒業することもありません。専門学校でも利用可能です。「大学卒」という学歴で、恵まれない学生ながら他の学生と同じ就職活動ができ、企業に就職してお金を稼ぐことができ、しっかりと社会で自立していけます。そこまでのチャンスは国は与えてくれています。
この制度を使う場合、大学での学びを活かせるよう、強い意志を持って進学してくださいね。正当な理由がないのに進学できなかった場合などは、支援が打ち切られる場合があります。

また、困ったことがある場合、お金で困っていると学生課に相談すれば、大体は面倒を見てくれるうえ、(学生中心のサポートセンターなど)試験の対策も教えてくれたりします。スーツなども安く提供したり、朝食などの面倒を見てくれたりする大学もあるくらいですので、困ったら、公式の相談を頼りましょう。

まとめ

資産運用を考えたときに、節約とつみたて投資は車の両輪のような関係です。その際に、ただ我慢するだけでなく「国の支援を利用する」など知識があるとより効果的です。節約のイメージを単なるケチケチすることだと考えずに、前向きな気持ちで取り組んでみてください!






(おまけ)スポーツ実況を見るのが趣味な筆者のちょっとした工夫を紹介します

「そうは言っても趣味には少しお金を使いたい」という人もいると思います。なので、おまけとしてスポーツ観戦が趣味の私の話をさせてください。

DAZNがあればいろんなスポーツが見れます。でも月額4200円は高いですよね……。そこで裏技としてDMM経由で見れば安く見る方法は存在するのですが、それでも500円引きにとどまります。
Jリーグは土日の試合に関しては、「NHK BS1」で放送してくれます(毎節1試合限定)開幕戦や終盤戦、ゴールデンウイークの期間などは、NHK総合による全国放送が組まれます。また、地域限定ですが、ローカル放送でNHK各局や地方テレビが生中継してくれることも。このように工夫して費用を抑えることもできます。
追記(2024/3/24)ABEMAがJ1は町田中心に毎節2試合+J2J3から毎節各2試合+NTTドコモのLenimoでもJ3中心に無料放送をしてくれるそうです。無料でどうしても見たい場合、これを頼るのが吉かも。()  

ABEMAとDAZNがタッグ Jリーグ一部試合を無料配信 W杯予選などAFC主催試合も - サンスポ

プロ野球については、同様にNHKBS1で頻繁に放送があるのもそうですが、同様にサンテレビ、広島地方局だったり熱心に放送してくれるテレビ局が存在します。
このように、例えばJリーグとプロ野球は、BSが映るなら少しはカバーできます。そうやって浮いたDAZN代で現地観戦するのも一興ですし、ファンクラブに入会した時の招待券などを使えば、推しのチームを応援したい気持ちを満たせたりします。

みなさんも趣味でこういう風な工夫をしているという話があればぜひコメント欄でお話聞かせてください