こんにちは、うりぼーです。
「興味はあるけれど面倒だ」「自分で勉強したくない」という心を狙ってくる投資詐欺
新NISAでのつみたて投資は、いざはじめてしまえばあとは「ほったらかし」でいいので楽ちんです。でも始める前はなんだか面倒くさいしいろいろ不安になってしまいますよね。
面倒くさいから、もっとお手軽に始めたいとか、最初の手続きも全部人がやって欲しいって思うかもしれません。でも、そういう「面倒くさい」という気持ちを狙ってくる悪い人がいます。
そういう人から身を守るためにも最初の知識は大事です。 面倒でも最初だけ頑張ろうって思ってもらいたいので、いくつか投資詐欺の話をしますね。
詐欺被害の報告は年々増加中
国民生活センターによりますと、暗号資産や情報商材など具体的な商品のない儲け話を「人に紹介すればさらに儲かる」などとうたう「モノなしマルチ商法」に関する被害相談は、2021年度は4700件余り寄せられています。
このうち29歳以下は2723件と全体のおよそ58%を占め、4年前に比べておよそ25ポイント増加しているのです。
特に若い人の被害が深刻に。社会人になったばかりの22歳が亡くなった痛ましい事件も…
テレビを見ていると、詐欺にあうのは老人のイメージがあるかもしれませんが、最近の投資詐欺は新社会人とか、大学生など若い人がターゲットになってきているんです。
なにより、20代で詐欺にあってしまった場合、蓄えもなく、人生経験もまだ少ないため被害を受けた後の対処がうまくできないことが多いです。ほとんどのケースが泣き寝入りと聞いています。また、泣き寝入りですめばいいのですが親などに相談できなくて取り返しの付かない事になってしまうケースもあります。
こういった痛ましい事件も起きていますから本当に気をつけてください。
詐欺師は騙すためならここまでやる！ ソフトバンクの知名度を活用した事件
事件では、21年12月～22年8月に複数回、東京都港区にあるソフトバンク本社の会議室で、事業の説明会が開かれた。内容は架空だったが、参加者は計20人以上おり、いずれも森田容疑者らが勧誘したという。説明会は、ソフトバンクが全国約3500店舗のシステムを入れ替えるとする事業に関し、つなぎ融資への出資を求めるものだった。森田容疑者が立案し、清水容疑者が自身で作った資料を説明。部下の枡田容疑者がサポートした。清水容疑者は数年前に森田容疑者と知り合ったという
詐欺師は人の心をよく理解していますから、有名な企業の関係者を装う手口は年々増えています。
ソフトバンクの会議室で一流企業の役員が作った資料を見せられて融資に迫られたら、自分も信じてしまいそう。巧妙な手の込みようで、秘密がばれないように工作していました。
投資詐欺は「怖い」じゃない、人生が破滅する
投資詐欺にあう＝今までの貯めたお金を、すべてごっそり抜かれて人生のレールから脱落してしまいます。
お金が絡むことは、たとえ少額でも「自分だけは」と思わず油断をしない。
危機感を持って、お金を扱うことは油断せず。
最初だけちょっと大変かもしれませんが、大切なお金を守るためにも、しっかり勉強していきましょう。
